保険とは

 日常生活には、病気や事故など思わぬリスクがつきものです。これらのリスクが生じたときの打メールを回避・軽減する「リスクマネジメント」の一つとして保険があげられます。
 日本国内において、保険は世帯加入率が約9割と我々の生活に密着したもので、安心して生活を支えるために大切な制度といえます。

保険制度

 保険には、次のものがあり、保険契約に関するルールは「保険法」で定められています。この場合、「保険法」は共済契約についても適用されます。

  1. 公的保険
     国や地方公共団体が運営している
  2. 私的保険
     民間の保険会社等が運営しているもの
    1. 生命保険
       人の生死に関して保障する定額給付保険
      1. 終身保険
      2. 定期保険
      3. 養老保険
      4. 個人年金保険
    2. 損害保険
       偶然の事故で発生した損害等を補填する保険
      1. 火災保険
      2. 自賠責保険
      3. 自動車任意保険
    3. 第三分野の保険
       生命保険、損害保険のいずれにも属さない保険で、人のケガや病気等に備えるもの
      1. 医療保険
      2. 介護保険
      3. がん保険
      4. 所得補償保険
      5. 傷害保険

保険契約者の保護

 日本国内において営業する一定の生命保険会社、損害会社は、「保険契約者保護機構」への加入義務があり、保険会社が破綻した場合に契約者をが保護されます。

 また、「保険業法」により、保険会社の健全かつ適切な運営、公正な保険募集の確保により、保険契約者の保護が図られます。ただし、制度共済は適用除外とされます。

(「保険業法」による規制)

  1. 保険会社は、顧客の意向を把握し、保険商品を販売する。
  2. 保険募集の際、顧客の保険加入の可否判断に必要な情報提供をする。

(「保険業法」による禁止行為)

  1. 保険契約者に対して、虚偽のことを告げる行為・重要事項を告げない行為
  2. 保険契約者に対して、不利益となる事実を言わず、既存の保険契約を消滅及び新規保険契約の申し込みをさせる行為
  3. 保険契約者等に対して、保険料割引など特別利益を提供する行為
  4. 保険契約者に対して、資産運用の結果により配当金額が変わる保険について、利益が生じることが確実であるかのような誤解させる行為

保険の見直し

 2017年4月以降契約分の保険から標準利率引き下げによる保険料の改定など、様々なお金に関する動きが起こっています。そのため、終身保険の必要性、定期保険の必要性、収入保障保険の必要性、医療保険の必要性、がん保険の必要性、学資保険の必要性などを考慮し、保険の見直しをするため、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する人が多くいます。
 このことによって、保険の必要性を考え直すことで、家計費の節約を含めたライフプランを改めて設計することができます。

保険の見直しで注意すること

 保険会社に勧誘されて保険を見直す場合、要注意です。
 以前加入している他社の保険を解約して、新たに加入してもらうことは保険会社にとっては利益を得るために必要なことかもしれませんが、それがあなたにとってメリットのあることとは限りません。

 特に、バブル期までに加入した、いわゆる「お宝保険」は解約しない方がよい場合も多くあります。

 そのため、保険の見直しをする際は、できるだけ中立な立場で相談ができるところに相談することが望ましいといえます。
 例えば、信頼できる来店型保険ショップなどで相談し、いろいろな保険会社の商品を比較しながら冷静に適切な保険を選びましょう。